長谷川正人「ヤバい決算書」書評
会社の大先輩でビール缶集めが趣味の長谷川正人「ヤバい決算書」の書評
長谷川正人「ヤバい決算書」
ちゃんと財務分析観点で企業分析をしよう!と思うにはよい入門書
- 財務要素と経営分析要素のバランスが取れている
- ※財務分析本の多くは、経理に寄り過ぎた「仕組みを紹介する」本か、経営に寄り過ぎた「財務分析はオマケ要素、オレオレ経営論を語る」というどちらかに偏りがち
- 順調な経営だけではなく危機・不正などの「興味を引く要素」を、スキャンダル要素ぬきで描く
- ⇒とりあえず社内の分析チームSlackにはお勧め入れておいた
- ⇒そしたら「Kindle化希望入れました」という反応がきたw
- もうちょっとC/F, B/Sのグラフ化して欲しかった!流石に数字だけだと変化が読みにくいっす…
- それぞれの事例の細かい分析は行われていないので、関心を持たせて勉強しましょうという入口にはよいけどちょっと消化不良感もあるかも