海外から日本にお得に送金しようとしたらFXを薦める記事が多く、ホントか?と思って調べた結果、最初に見つけたリンク先が1番正しかったという…~ ※正確な「外貨証拠金取引」の仕組み分かる人補足希望

参考にしたページ

海外生活を終えるときの外貨両替と海外からの送金

手数料の端的な違い

  • 通常の銀行…被仕向送金手数料(数千円)+悪い両替レート(数円/外貨)
  • ネット銀行…そこそこの両替レート(数十銭/外貨)
  • FX…良い両替レート(数銭/外貨)+両替手数料(数十銭/外貨)

例:

  • スイスフラン(10,000CHF)⇒日本円
    • 某都銀   4,000円 + 4円/CHF * 10,000CHF = 44,000円
    • 某ネット銀 0.4円/CHF * 10,000CHF = 4,000円
    • 某FX    (0.025円/CHF + 0.2円/外貨) * 10,000CHF = 2,250円

なぜFXはFX内取引レートと両替レートが違うのか

  • FX = 外貨証拠金取引
    • 円と外貨を直接交換しているのではなく
      (利用者観点では)バーチャルな円とバーチャルな外貨を交換している
      (証拠金を預け指標を参照して差金取引を行う、って こういう理解で良いのかな?)
  • やっていること
    円を証拠金として業者に出す
    ⇒業者がレバレッジ倍率掛かったバーチャル円を渡してくれる
    ⇒そのバーチャル円とバーチャル外貨を取引する
  • 外貨のポジションを持っているときの状態
    証拠金として預けた円…信託銀行等に信託されて保全
    バーチャルな外貨…業者が持っている
  • なので、FXで持っている外貨を現金にする時には、バーチャルな外貨をリアルな外貨に替えるので、追加で両替手数料が掛かる

ググって出てくるページ全てに思うこと

「外貨預金よりFX」を薦めるページはみな一様に

「外貨預金は預金保険されないがFXは信託保全される」

と書いてるのですがこれってグレーじゃないですか?

よくよく読めば、保護されるのは外貨ではなく証拠金だけ。

それに、FXはレートが一気に悪化するとロスカットされて 強制的に(最初に預けたより少ない)円に戻されるという リスクがある。

手数料やレートが悪くない外貨預金だと、たぶんFXより 外貨預金がお勧めだとおもうんだが、そんなページが 検索結果の何ページ目見てもでてこないで、いかにも 業者が作ったっぽい解説ページばかりってねぇ。

ちゃんと知りたいこと

  • 上述の理解が正しいか、具体的な取引の時の業務フロー
  • スワップ金利がなぜ出るかの正確な理解
    バーチャルな外貨の利息が全額ではなく、
    バーチャルな日本円の利息をさっ引かれるのは、
    両方とも業者のものだから、ということだと理解したが
    それでよいのか?

スワップ金利についてもらった説明

スワップ金利は例えば(レバレッジをかけた)円を貸してドルを借りていると考えるのがわかりやすいと思います。ドルを持っているのでドルの金利は受け取れますが、円を貸しているので円の金利は相手に払わないといけません。